杜門不出。時間にだけは恵まれて、読書三昧の日々。日頃の積読の罪滅ぼしのようにひたすら本を読む。古書店・古書市で見つけてきたかけがえのない──と自分だけは思っている──本たちである。 人との出会いは削減されたが、その分、いやそれ以上に数多くの言葉…
杜門不出の日々、ふと思い出した故事成語「轍鮒の急」。出典は『荘子』で、こんなお話。 …昔、荘子こと荘周さんはいたく貧乏で今日の米にも事欠く暮らし。困った挙句にお金持ちの監河公にわずかなお米を恵んでもらいにいくと、「そのうち大金が手に入るので…
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